2013年5月22日水曜日

ひかりごけ 舞台美術[石原敬氏]

石原 敬 Kei Ishihara

2011年度伊藤熹朔賞 新人賞


【うお傳説】
演出:関 美能留 上演団体:ザ・スズナリ 劇場:ザ・スズナリ[2011/11/19~28]
装置に対して
制約された条件の中、斬新なアイディアで小さい空間を制約ではなくメリットに変換している。この作品のコンセプトである「水」の表現と、沈んでいく杭の上での演技という実験性を両立させた表現に装置家としての勇気と可能性を感じる。

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略歴

1974年生まれ。
1990年 渡米。
1994年 New York School of Visual ArtsのFine Arts学科に入学後、Illustration/Commercial Arts学科に編入し、
    Art Director's Club Competition, Society of Illustrator Competitionなどで受賞。
1998年 卒業後、ニューヨーク・日本でコマーシャルデザイナーとして活動。主なクライアントにVillage Voice、
    Ray Gun、Time、New york Times、ID、資生堂「花椿」、Levis、NIKE、Columbia Record、
    GRP Record (Victor)ほか多数。
2008年 舞台美術家としての活動を開始。

2013年5月20日月曜日

ひかりごけ チケット取り扱い・情報


■日時
・6月29日(土)、18:30~
・6月30日(日)、14:00~
※開場、30分前

■場所
・岡山県天神山文化プラザ・ホール(岡山市北区天神町8-54)


■料金
一般:前売2,500円 当日3,000円 学生:1,000円
※全席自由


■チケット取扱
○カンフェティ-オンライン予約 http://www.confetti-web.com
 電話予約 0120-240-540(平日10:00-18:00)
○三条会
-WEB予約フォーム  http://www.sanjoukai.jp
-E-mail ticket@sanjoukai.jp

○天神山文化プラザ2階文化情報センター
 086-226-5005(9:00~18:00、月曜日休館)
○ぎんざやプレイガイド
 086-222-3244 

 
 

2013年5月19日日曜日

ひかりごけ 推薦文(坂手洋二氏)

ちらしの裏面に、坂手洋二氏(燐光群主宰、日本劇作家協会会長)より
推薦文を戴いています。次に紹介します。


 関美能留さんとの出会いは二十年以上前になる。彼が燐光群にいたあいだに
彼も出演した『ブレスレスゴミ袋を呼吸する夜の物語』の国内ツアーがあり、
岡山県芸術祭の特別公演として上演されたはずである。
 その後、関さんは、演出家として独自の世界を築くばかりでなく、リーディ
ングや市民参加の仕事も巧みにこなす多才ぶりを発揮している。そして彼は、
どのような仕事にも、彼独自の世界を示すことができるセンスと手腕を持って
いる。
 岡山に新たにうまれたプロジェクトに彼を推したのは、そうした理由だから
である。そして何より、私は彼のユーモアのセンスを愛している。彼と岡山の
「ご縁」が、楽しいものとして続くことを私は信じているし、そろそろ私も仲
間に入れてもらおうと思っている。
 『ひかりごけ』は掛け値なしに関さんの代表作であり、岡山での上演によっ
てさらに成長を遂げると思う。乞御期待。
 
*『ブレスレスゴミ袋を呼吸する夜の物語』第35回岸田國士戯曲賞 (1991年)